海外育児事情               
Vo10. 家庭、学校、政府から成り立つ最強の教育
スウェーデンのEliza Reinholdzからのお話 (スウェーデンの小学校教師)


中学時代を共に過ごした大親友がスウェーデンへ移って早20年。2人の子供を育てながら、小学校で教師をしている彼女が久しぶりに数日間、日本へ帰国。子育てに関する興味深い話を聞くことができました。

今回の旅行は今最も教育レベルが高いといわれているニュージーランドの学校を見学することが目的だったとのこと。スウェーデンの教育こそ、世界でも水準が高いと思っていましたが、今はニュージーランドが一番だそうです。その理由を聞くと、決定的な答えではなく、他の国と違う点について教えてくれました。

1)ニュージーランドの子供達は他国に比べ早い時期から本を読む
2)共働きの場合、子供がある年齢に達するまでは3時以降母親が働かないというシステムを政府が義務づけている
3)”母親学校”が充実。参加が義務づけられている
4)学ぶ素晴らしさを家庭、学校、政府が子供に伝える
5)イギリスの殖民地であったという歴史から、教育のベースがオールドファッションである

この旅行で、彼女をはじめ、教育に携わる人達がニュージーランドにあって、自分達の国にないものは何か考えるきっかけになったのでしょう。学校を見学をしていて彼女が特に驚いたのは、忘れて物をした子供の表情だったそうです。忘れ物をした自分を責めるのは、学校がどんなに大切な場所なのか子供達一人一人がしっかり理解しているからなのでしょう。
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わが国日本では、子供に関わる悲しいニュースが増えています。塾通いをする子供達が増えたことから、本を読む時間などは増えているかもしれませんが、その他はどうでしょうか?家庭にも、政府にも教育について真剣に考える姿勢が減っているのではないでしょうか?”こんな世の中で子育てをするのは不安”だと言った私に対して、彼女は”自分のDNAを信じることも大切だ”と言いました。つまり、学校、政府からのサポートも大切、でも基本は家庭教育の中にあるということを彼女は伝えたかったのではないでしょうか?
確かに残虐な事件には共通して”家庭”の欠落が見られます。今、大切なのは、まずは大人一人一人がしっかりすること。そして、大人が力を合わせることから、多くの問題が解決するのではと思いました。

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